4/27(土)ニコニコ超会議の備忘録その2
前回、ついに姉ちゃんとの会話が開始した。
1回目
最初の会話、自分は事前に色々と話すことを考えていたはずだ。しかし、そんなことは、おいしい煮玉子とこんにちはのどちらを先に言うかというはじめの一歩で盛大に崩れ去った。
僕は、確かに、おいしい煮玉子と言った。
姉ちゃんは照れたように笑いながらおいしい煮玉子と返してきた。そして、こんにちはーと言ってきた。ヘッドホンから、天から降り注ぐように聞こえるその照れ笑いがかわいくて、愛おしくて、僕は全てを忘れてこんにちはーと返し、もう何も思い出せなかった。言葉に詰まり、目をやや濡らして音を出しながら、辛うじて姉ちゃんが好きということ、姉ちゃんがこういうイベントに参加してくれて、嬉しい、感謝しているということばかりを伝えた。
やや困惑している風の姉ちゃんを見て、話すべきことをなんとか手繰り寄せようと固まっていると、目の前にストップウォッチが現れた。係の方が、30秒経ったことを伝えてくれたのだが、黙っている申し訳なさと突発的な反応のため、飛ぶように立ち上がってヘッドホンを外し、帰ろうとした。
勘違いしたことにはすぐ気付いたから、座り直してあと15秒くらい。間違えちゃいましたーと先ほどの姉ちゃんに負けない(自惚れるな)照れ笑いをし、愛想笑いを頂き、また来ます!と言って5秒ほど余して離席した。
すぐに整理券をもらいに行き、2度目の列。
列を待ちながら
最後尾に並び直しとなるとそれなりに列は長くなるので、待ち時間も20分近くあった。そして、この20分という微妙な長さの時間が、自分にとっては無限にも感じられる濃密な一瞬だった。この一瞬に、頭の方では天から聞こえた姉ちゃんの声が響き、陶酔としか表現できない、殆ど経験したことがないふわふわとした感覚にあったし、胸からは絶えずため息が上がってきてその全てを抑えるわけにはいかず、手はニヤつく口元とため息を隠すのに必死だった。(ツイートはした)
どうしてこういう状態になったのだろう?一つの理由は姉ちゃんとの会話が双方敬語で行われた、ということにあるのではないかと思う。*1そのため、姉ちゃんとの会話は、その言葉からして常にある種の緊張感を持たないではいられない。
しかし一方で、目の前に見えているのは(大画面いっぱいなのが少し違うけれど)普段一人でリラックスして見て、かわいいなあとしみじみ思っている姉ちゃんの姿だ。こうして、緊張感と姉ちゃんはリラックスして見るものという認識枠組みのズレを修正しようとする不安定な状態に、ちょっとした気の動転とたっぷりの姉ちゃんのかわいさとが媒介となってあのえもいわれぬ陶酔感へと昇華したのだろう。
ああ、かわいかった、すごかった。
さて、並んでる時間は一瞬で過ぎ去り、2回目のおしゃべりタイムに入った。
2回目
2回目はまず、例の興奮冷めやらぬ中姉ちゃんって本当にすごいなあアイドルなんだなあと思いましたとまくし立てた。姉ちゃんが謙遜するようなことを返してくれて、姉ちゃんの姉ちゃん性をしっかり思い出すことが出来たので、その後はテンションを戻し、割合落ち着いた心持ちで、 話した。内容は、いいnitamago*2を先日旅先で聞いて、とても好きだったのでああいう曲の活動もまた見たいです、というような話だったと思う。*3
姉ちゃんも喜んでくれ、そういう活動もまたやりたいですねえと言ってくれた。
写真を撮ったのも2回目だった。このときになると姉ちゃんも慣れたもので、笑顔とピースがとてもかわいらしい。
3回目
3回目は、SOAの話をした。間違いなく姉ちゃんの影響で始めたゲームで、今も(ログボ専期間を何度も挟んでるけれど)続けているゲームだ。
楽しいゲームを教えてくれてありがとうと姉ちゃんに言った。姉ちゃんは、喜んでくれつつ、SOAの魅力をアクション面、モデル面について熱っぽい口ぶりを交えて語ってくれた。たまらなく姉ちゃんで、たまらなく嬉しかった。また、時間が少し余ったので自分の身の上話というかVtuber、姉ちゃんとの出会いを話した。時間が無かったので途中で終わってしまった。初回以来のまた来ます!を言った。
4回目
4回目にもなると大分列の長さが短くなってきて、並んでいる最中に2列あった列がついに1列になった。
前回の続きで、Vtuber、姉ちゃんとの出会いの自分語りをした。生まれてきてくれてありがとう姉ちゃん。大好き。
また、1コマ1分で何回も来るということをしていたので、整理券複数枚取って一度に長く話すのも出来るらしいですよーと姉ちゃんに教えてもらった。
自分は1分以上話せないので…とか言ってた気がする。まあ間違いない。
5回目
5回目はグッズ買った(トレードしてバッジも手に入れた)話とこのイベントの話、間近に控えるFF10耐久配信の話をした。
自分はれらたんとの新婚アクキーを買いそびれた口なので、今回のグッズ販売はとても嬉しいものだった。また、この出演のために姉ちゃんがお金を払っていることもちらっと言いつつ、こういうイベントに出演してすばらしい機会を作ってくれたことに改めて感謝を述べた。あくまでPANORAさんに感謝を述べる姿勢も姉ちゃんだった。(個人的にはやや不安だったけれどそれを完全に覆してとても良い運営だった)
耐久配信については、姉ちゃんの強い意志をビシビシ感じつつ健康を切に願いたくなるやり取りだった。
6回目
6回目ともなると並んでいる人も殆どいなくなる。自分も話すことが思いつかず、(今考えると全然もっと言いたいことがあるんだけど)少し離れた辺りをうろうろしながら考えていた。
すると、妙案が下りてきた。生めんみソングだ。めんみソングなら短い時間で歌ってもらえるし、何より聞きたい。半分アレを聞くためにyouに夢中に行ったくらい好きな曲だ。*4
歌ってもらって、あーいい!少しうろ覚えでテンポはゆっくりながら、その分クゥスリーに合ったちょっと抜けた感じのかわいさも醸していて、とても良かった。
7回目
7回目は話すネタが浮かばなかったけれど、終わりが近付いていたのでそのまま向かった。
案の定、何を話せばいいか分からず、15秒くらい双方無言(ときどきポツリとかわいいなあと呟く)という謎の時間を作ってしまった。最後に、 本当に大好きであること、これからも続けてほしいこと、健康に気を使ってほしいことなどを言って、最大限の感謝を言って姉ちゃんとのしゃべフェスの時間は終わった。